為替相場を始めてみることにした

kilmy(きるみぃ)です。

 

2019年10月に株式投資に手をつけてから1年。思いつくままに国内株式、投資信託やCFDなどあれこれ手を出してきました。

 

現在の総利益は12万円分ほど(積立NISAや確定拠出年金等の長期保有分は除く)。月で割ると毎月+1万円。自分にとっては決して小さくはない金額ですが、そう感じてしまうことこそが今の自分の力量のすべてともいえます。

 

12万円は投資界隈から見れば、ほんの微々たる利益(1円から大切にするマインドは別として)。

 

得意な戦法も、強いていえばお気に入りの低位株を触ると若干勝率が高い事くらい。このままじゃいつまで経っても根本は変わらないな、と徐々に感じるようになりました。

 

Twitterや勉強用にチェックしていたブログでは、株式投資と同時に為替相場も触っている人が多いです。もともとFXはレバレッジ等を加味して手をつけていませんでしたが、ふと為替相場を勉強したいな、と思うようになりました。

 

チャートを駆使した手法、波乗り、場帳のみの取引…凄腕の相場師の方々を拝見していても手法は人それぞれですが、どの方も技法が身体の奥深くまで染み込んでいるように思えます。私が為替をやってみたいと思うようになったのは、株とはまた違って、ある対象を少数精鋭で見続けられるのが良いなと思ったことがきっかけです。職人技っぽいところに惹かれました。

 

投資開始から約1年経ったということもあり、もう一度しっかり、区切りとして売買の記録をアウトプットしていきたい。いけるところまでいってみたい。そう思い、詳細な記録を綴っていくことにしました。

 

とはいえ為替相場はゼロからなので、まずは勉強の内容中心になります。

 

【10月の目標事項】

・10月トレンドとレンジを瞬時に見分けられるようにする※ケッティー氏の仕分けを勉強

 

→日足をドルスト、クロス円に分けて10年分×3周回す

→日足を基礎に4時間足、1時間足と細かく見ていく。

 

まずはこれを徹底。

正直、今はまだpipsの計算すらできない状態。

ある程度の基礎ができるようになってなってからこそ、自分のスタイルも見えてくるのかなと思います。(素振りのフォームが3年間ずっとぐちゃぐちゃだった高校時代の部活を思い出しても、しっかり序盤で積み上げたいところ。)

 

そういう意味で、環境認識のための"仕分け"からまずは入るというのは、理にかなっているように思いました。

 

自分の大雑把な性格は嫌いではないですが、トレードをするにあたり弱さとも向き合わねばなりません。整理整頓くらいはきっちりした方がいい。多少は引き締めて正すべく。まずはしっかり日誌を付けていきたいと思います。

 

P.S.

 

捕まえるためには捕まえないでおかねばならなかったはずである。

 

大好きな小説の、大好きな解釈のひとつ。阿波範士によると、狙うことをやめると的の方から自然に近づいてきて最終的には的と自分が一体化するのだという。

 

トレードとは真反対に思えた文学の解釈が、ここにきて思わぬ方向から繋がりそうなことに驚きを覚えます。

結局、何をとっても向き合い方次第ということなのかもしれません。

 

私には人生の目標というか、ずっと前から想っている対象があります。それは全くもって利とは反対方向の、ひいては無目的な領域です。

 

社会に出るにあたって、自分が生きていく上で、利、という考え方がどうにもこうにも邪魔でした。利益やお金自体は悪いものではないでしょうが、それに伴ってまとわりついてくる、自分も含めた人々の思考や行動のあれこれが。

 

だからこそ逆説的に、数字しかない、利に直結する投資に惹かれるのかもしれません。選択が自分に全て返ってくるので。

 

…思いつくままに書きなぐってしまいましたが、ここはもう少し深掘りしたいところです。